● 佃煮(つくだに)の資料(しりょう)
 
日本佃煮壜詰新報(にほんつくだにびんづめしんぽう)第4巻(かん)第8号
日本佃煮壜詰新報(にほんつくだにびんづめしんぽう)第4巻(かん)第8号
昭和(しょうわ)11年(1936)7月25日
 
日本佃煮壜詰新報 第3巻第8号  昭和10年(1935)7月25日
日本佃煮壜詰新報(にほんつくだにびんづめしんぽう)第3巻(かん)第8号
昭和10年(1935)7月25日
 
 佃煮の壜詰(びんづ)めに関する新聞で、浦安の佃煮製造(せいぞう)業を「150年の歴史(れきし)は佃島(つくだじま)に次いで有名(ゆうめい)である」としょうかいしています。
 
●浦安の佃煮(つくだに)の歴史
 浦安の佃煮は、明治(めいじ)10年(1877)ごろ、堀江(ほりえ)ではじまったとの説(せつ)と、発祥地(はっしょうち)の佃島(中央区)についで、江戸(えど)時代にはすでに作られていたとの説(せつ)があります。
 大正(たいしょう)6年(1917)には日本橋(にほんばし)魚市場におろすほか、埼玉(さいたま)・長野(ながの)・栃木(とちぎ)・群馬(ぐんま)・山梨(やまなし)の各県(かくけん)にまで売られていました。