●消(き)えたベカ舟
 
ズーム
 漁師(りょうし)の命ともいえるベカ舟ですが、昭和(しょうわ)46年の漁業権全面放棄(ぎょぎょうけんぜんめんほうき)後、ベカ舟は浦安の町からだんだん姿(すがた)を消(け)していきました。
 漁業に使われなくなったベカ舟は、燃(も)やされたり、こわして垣根(かきね)や料理屋(りょうりや)の看板(かんばん)にされたり、東京湾内(とうきょうわんない)のほかの地域(ちいき)や印旛沼方面(いんばぬまほうめん)などに売られたりしました。