巻網漁
●巻網漁(まきあみりょう)
 巻網漁は、海中に網をおろして魚の群(む)れを囲(かこ)み、その中に魚を追(お)い込(こ)んで、網をたぐりあげて魚をとる漁法(ぎょほう)です。巻網漁には、アグリ網、六人網(ろくにんあみ)、タタキ網、シラウオ地曵網(ぢびきあみ)などの種類(しゅるい)があります。
 
●アグリ網漁(あみりょう)
 
アグリ網漁
▲アグリ網漁
 
 巻網漁(まきあみりょう)の一つであるアグリ網で使用されている網船は、全長が14〜15mありました。網を海に落とす前に、2艘(そう)の網船を連結(れんけつ)させて、それぞれの船に積(つ)んだ網を1枚(まい)につなぎ合わせます。その後、両方(りょうほう)の船が自分の船上の網を、魚の群(む)れを囲(かこ)むように落としていきます。
 
 アグリ網漁では、イワシやスズキなんかをいっぱいとったんだよ。