● 腰タブ漁(りょう)または腰マキ漁
 
腰タブ ズーム 腰タブカゴ ズーム
▲腰タブ   ▲腰タブカゴ
 
 腰タブ漁はベカ舟(ぶね)やマキ船で移動(いどう)し、腰タブカゴを持って海の中に入って、一人で行います。
 とくに夏が盛(さか)んですが、1年中行っていました。浦安では多くの漁師(りょうし)がかかわっていた貝漁です。とてもたいへんな仕事で、浦安のみんようでも「いやだいやだよコシタブマキは、後ヘシャリシャリとカネ減(へ)らすよ」と腰タブ漁のつらい仕事の様子が歌われていました。
 
腰タブ(コシマキ)の仕方
 
ガタ
ズーム
ガタ
 貝とりに使うカゴのことで、小さな貝をとらないように目があらくなっています。小さな貝が、下に落ちて海にもどっていくための工夫です。