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浦安のお囃子は、5人で演奏(えんそう)する「五人囃子(ごにんばやし)」だぞ。お囃子はお祭(まつ)りを盛(も)り上げるためには欠(か)かせない庶民(しょみん)の芸能(げいのう)だったんだ。 |
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●浦安囃子のはじまり |
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昭和(しょうわ)21年(1946)、敗戦直後(はいせんちょくご)の楽しいことのない時代(じだい)に「自分たちのお囃子をつくろう!」と5人の漁師(りょうし)[板倉亥之助(いたくらいのすけ)・三矢光太郎(みつやこうたろう)・宇田川庸蔵(うだがわようぞう)・泉沢音次郎(いずみざわおとじろう)・三橋巳之助(みつはしみのすけ)]が、江戸川対岸(えどがわたいがん)から聞(き)こえてくる葛西(かさい)のお囃子を習(なら)ったことから、浦安のお囃子は始まりました。 |
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習い始めて1年後、「浦安囃子睦(むつみ)会」をつくったんだ。その後、
師匠の首代伝五郎(しゅだいでんごろう)・石井金之助(いしいきんのすけ)・牧野藤三(まきのとうぞう)に連(つ)れられ、各地のお祭りや結婚式(けっこんしき)に参加(さんか)したり、プロから頼(たの)まれ助っ人としていろいろな所でお囃子を演奏(えんそう)したんだ。 |
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