浦安のお洒落
お洒落の踊り方
 お洒落の踊りは数多くあり、踊る時間も違(ちが)ってきます。短(みじか)いもので6、7分、長いものになると20分ぐらいのものもあります。
 ここでは浦安の代表(だいひょう)するお洒落踊りを紹介(しょうかい)します。

●木更津(きさらづ)踊り
 昔(むかし)の木更津踊りは「ハネコミ踊り」「イトシキ踊り」「ソデフリ踊り」「獅口(しぐち)踊り」「団七踊り」「高砂(たかさご)踊り」の6つに分かれていたんだけど、今は1つにまとめて踊っているのよ。
 
【唄(うた)の内容(ないよう)】
 25才の厄年(やくどし)をむかえる村の若い衆(しゅう)が上総(かずさ)の鹿野山(しかのさん)に厄払(ばら)いに行った帰(かえ)り、木更津の伊勢屋(いせや)の美人娘(びじんむすめ)を目当(めあ)てに若い衆が宿(やど)に集まってしまうという物語(ものがたり)です。  
▲木更津踊り

●白枡粉屋(しらますこなや)踊り
 白枡粉屋踊りの唄(うた)は、木内久子(きうちひさこ)さんという人をモデルにした唄なのよ。歌詞(かし)を見ながら踊りを見ると、どんな唄なのかがよく分かるよ。
 
【唄(うた)の内容(ないよう)】
 粉屋にいるきれいな娘のおむこさんになるために、粉をひいたり、打(う)ったりしなくてはならなく、その苦労(くろう)は3年3ヶ月続(つづ)くという物語です。  
▲白枡粉屋踊り

 「木更津踊り」や「白枡粉屋踊り」以外(いがい)にも、浦安を代表(だいひょう)する「新川地曳(しんかわじび)き踊り」「宮谷坂(みやさく)踊り」「日蓮記(にちれんき)踊り」といった踊りがあるんだ。
 踊りたくなったら、保存会(ほぞんかい)の人に教(おし)えてもらおう!!