 |
 |
|
 |
|
|
●漁師(りょうし)の観天望気(かんてんぼうき) |
|
浦安の漁師(りょうし)たちは、広大な干潟(ひがた)とその恵(めぐ)みを受けた豊かな海で、漁業(ぎょぎょう)をして生活していました。しかし、波が穏(おだ)やかな東京湾(とうきょうわん)でも、漁に出て天気が急に変われば、命にもかかわる危険(きけん)な事態(じたい)になります。
漁師は自分たちの命を守る手段(しゅだん)として、長年の経験(けいけん)から気象(きしょう)の変化(へんか)を目や耳、はだで感じとり、天気を予測(よそく)してきました。その予測は言い伝えやことわざとして代だい伝(つた)えられ、「観天望気」といわれています。 |
|
 |
 |
 |
 |
ふだんなにげなく使われている「夕焼(ゆうや)けを見ると、明日は晴れ」なんていうことわざも、立派(りっぱ)な観天望気の一つなんだよ。 |
 |
 |
 |
 |
|
|
|
|
|
 |