キティ台風からの復興
●新しい堤防(ていぼう)の完成(かんせい)
 
決壊した堤防の復旧作業の様子
▲決壊(けっかい)した堤防(ていぼう)の復旧作業(ふっきゅうさぎょう)の様子
 
 当時の浦安の堤防(ていぼう)はもろいつくりだったため、キティ台風で大きな被害(ひがい)を受けました。同じような災害(さいがい)が再(ふたた)び起きないように、人びとはまちの復興(ふっこう)に立ちあがりました。東京都(とうきょうと)に負けない丈夫(じょうぶ)な堤防をつくらないといけないと、人びとは国や県に対し訴(うった)え続(つづ)けました。
 そして、浦安の人びとの願いが実現(じつげん)し、昭和(しょうわ)30年(1955)に延長(えんちょう)7,000mの堤防が完成(かんせい)しました。